2013-01-01から1年間の記事一覧

年末大掃除

2013年も残すところわずかですね。そろそろ部屋の掃除にとりかからねばと思う今日このごろです。今日はまず本棚の掃除をしました。僕は本棚を一つしか持ってないわりに、やたら本を買うので、整理に難儀します。仕方がないので、毎年新しく買った本はも…

ゼロ・グラビティ

「表現する」とは一体どうゆうことなのだろうか?そんなことをたまに考える。 表現するとは○○のように見せること(感じさせること)なんじゃないだろうかと最近思っている。演出するという言葉もそれと似ていて、それは作り手の操作が必ず入っているものだろ…

あまちゃん

何度も言うが僕はテレビを持ってないので、完全にあまちゃんに乗り遅れた。アルバイト先などでも「えっ。あまちゃん見てないの。見た方がいいよ」などと、見ている側からのプレッシャーが痛い。普段の僕ならここで頑として見ないのであるが、よく聴くTBSラジ…

大和田常務はなぜ「東京物語」を観ていたのか

最高視聴率40パーセント超の人気ドラマ「半沢直樹」。 我が家にはテレビがないので普段は観られないが、インターネットに動画がころがっていたので、この最終話を視聴してみた。 日本人が一番好きな仇討ちものをメインストーリーに取り入れて、相手がどん…

サイトウ・キネン・フェスティバルのジャズ勉強会

少し前のことですが、夏休みにサイトウ・キネン・フェスティバル(以下SKF)のジャズ勉強会の発表会を聞きに松本へ行ってきました。 今回聞きに行ったやつは古い学校の講堂を会場にして200席位の客席を拵えた実に手作りといった感じの小さい音楽会。で…

横尾忠則「日本の作家222」

是非見てください— 京橋の中央通りをちょっと入ったところ、うどんすきの美々卯の隣にあります。 階段をのぼりガラスの扉を開ければ、四方の壁一面にずらりと日本人の顔、顔、顔…。 横尾忠則「日本の作家222」 既に亡くなられた作家の肖像画ばっかりの展示で…

「多くの教科必要なのか」中学生からの問いかけ 下

一人の中学生の純粋な問いかけが大きな広がりをみせています。それだけ多くの人が学生時代の勉強やその後の人生に様々な思いを抱いているのでしょう。 ◇勉強をして豊かな人に 8月20日 無職 岡本昭子69(さいたま市桜区) 7月30日付け本欄「多くの教…

「多くの教科必要なのか」中学生からの問いかけ 中

中学生に多くの教科を学ぶ意義を説明するの難しいですね。 なぜ学ばなくてはならないのか、そこに意味はあるのかってあんまり考え過ぎると実存の迷宮に入り込んでしまいます。 引き続き読者の投稿を読んでいろいろ考えてみたいと思います。 ◇苦手な教科こな…

「多くの教科必要なのか」中学生からの問いかけ 上

◇多くの教科必要なのか 7月30日 中学生 岩瀬 夢15(東京都立川市) 中学校では様々な教科を学びます。国語、数学、理科、社会、英語、ほかにもたくさん。しかし、私は思うのです。「こんなにたくさんの教科を学ぶ必要が本当にあるのだろうか?」と。 私…

新しい発見

人間、いくつになっても新しいことを学ぶことは素晴らしいと思う。 つい先頃、掃除機を買った話をしてみたい。 何であれシンプルな生活を好む僕は、今まで部屋の掃除には箒や雑巾があれば十分だと思っていた。だから一度も掃除機のお世話になったことがなか…

日々雑記1

真面目な事ばかりじゃなくて、くだらないことも書いてみる。 自宅にて暑いので上半身裸で天婦羅を揚げていたら、思った以上に細かい油が体に降りかかってくることに驚いた。普段はTシャツなどの部屋着を身に付けているから、料理しているときには相当油が服…

台湾旅行から9条のことまで

あれは確か僕が高校二年生のころ。 家族旅行で台湾に行ったことがあった。生まれて初めてパスポートというものを作って出かけた場所で、当時は台湾と中国の違いもよく解っていなかったのに、ただわくわくしていた。 一緒に行った祖父が他界する前だったこと…

きっと、うまくいく

世界最大の投資会社ゴールドマンサックスによると、2050年の各国GDP予測値は、1位は中国、2位は米国、そして3位がインドだという。ちなみに2013年現在のインドは10位ということだから、この数十年でインドは間違いなく国力を伸ばすだろう。 先…

さようなら銀座松坂屋

6月30日 この日をもって銀座松坂屋が閉店した。 「銀座からまた一つ老舗がその歴史に幕を下ろした」などと報じられているが、格好つけている場合ではないのだ なぜなら、僕はここ数年ほとんどのランチを松坂屋地下のお弁当コーナーで買っていて、たいそう…

映画 華麗なるギャツビー その2

前回取り上げた映画「華麗なるギャツビー」はキャスティングもなかなか良かったと言うのを忘れていた。 華があり陰もあるという点でレオナルド・ディカプリオのギャッツビー役はこの映画の中では成立していたと思う。なんだかんだ言ってスターはいいなあーと…

映画 華麗なるギャツビー

絶賛上映中の映画「華麗なるギャツビー」 原作は言わずと知れた米文学の金字塔「The Great Gatsby 」だ。 出版は1925年なのでおよそ1世紀前。こうゆうのって、やっぱり90年も経過すると現代の人にはなかなか伝わりにくくなるのでどうしても洗い直しが…

Bill Cunningham New York

トレードマークの青い上っ張りを着て、愛用の自転車にまたがり、ニューヨークという巨大な深海を魚のように機敏に動き回る男がいる。 ニューヨークタイムズ誌のファッションフォトグラファー、ビル・カニンガム氏。現在84歳だ。 ストリートスナップの草分…

誕生日

もうすぐ誕生日を迎える。 成長しなくてはいけないというプレッシャーからか、毎年この時季になるとお腹が痛くなったりして調子が悪い。 そういえば、僕は今年何歳になるのだろう。もうすっかり忘れてしまった。 自分の年齢のことを考えるのは一年のうちで誕…

さようならシネパトス

3月も下旬になり、このところ銀座の街は新しく生まれ変わる歌舞伎座を中心に賑わっている。しかし、そんな華やかな街の喧騒の陰でおよそ60年の歴史に幕を閉じる映画館があるのをご存知でしょうか。 銀座和光と歌舞伎座のちょうど中間くらい、晴海通り沿い…

フィギュアスケート

何となしにテレビニュースのスポーツコーナーを見ていたら、フィギュアスケートの世界選手権の様子が映し出されていた。 浅田真央選手とライバルのキム・ヨナ選手の対決が注目らしい。 全く興味がなかったのだけど、偶然見たキム・ヨナ選手のパフォーマンス…

ペーパー・チェイス

友達と映画の話になると、よく自分のベスト1は何かという話題になる。 こんなことを言うのは一端の映画通気取りで気恥ずかしいがベスト1候補の映画ならいくつかある。 「ペーパー・チェイス」(73年、米)はその一つだ。この作品との出会いはつい最近の…

最近日本酒が好きになってきた。 いや、好きになったという表現ではちと言い得ていない。元々好きだったことに気づいてきたのだ。 それまではビールばっかり飲んでいた。どんな食事でもビールを飲んだ。当時の自分にはそれが合っていたし、なにしろ喉が渇い…

成田山にお参り

昨年に引き続き今年も成田山新勝寺にお参りに行ってきました。 現地に着いてから分かったことですが2月3日だったので節分会(せつぶんえ)という行事をやっていたのです。境内は押す押すなの大にぎわいで前に進むのも思い通りになりません。 それもそのは…

西麻布の梅好

大好きな大阪鮨の店「梅好」は西麻布にあった。 ”あった”と過去形で表現しているのは2年前に閉店してしまったからだ。 今はない。 老舗らしい店構え、大きな暖簾に扇型の看板は最初は気後れしたが、中に入ればいたって普通の店で気取ったところもまるでなか…

駆け込み退職の自由

教員の「駆け込み退職は」モラルに反するのか。 詳しい経緯に明るくないので、ザックリ説明すると、2月から地方公務員の退職金に関する法律が改正されるそうだ。そのため、学校の先生が最後(3月)まで働かずに新しい法律が施行される前に退職した方が10…

都会のコート

冬のコートは楽しい 暖かさと軽さではダウンジャケットには及ばないが、都会の冬にはコートの方が似合うと思う。コートが醸し出す「哀しみ」のようなものがモノクロームの街に栄えるからだろう。鉛色の曇り空にむき出したプラタナスの並木路を歩くのはダウン…

成人の日に想う

聞くところによると、成人式は地元の友達に再会できて楽しいらしい。女の子は振り袖を着られるし、親御さんにしてみれば我が子が無事に20歳になったことを祝い晴れ姿を見られる。そうゆう意味で成人式は生涯一度しかない同窓会であり、大人の七五三のよう…

寿2013

新年おめでとうございます。元旦、素晴しい快晴。冷たい空気がピンと張っていて年の始まりにふさわしい神々しい朝でした。昨年は御陰さまで一年中健康で過ごすことが叶いました。いつもそうなのですが今年もまず一番にお祈りしたのは一年の健康。皆さんはど…